デジタルエージェンシーで働いているウェブ解析士です。
といっても、業務はウェブ解析をはじめとした、データ取得の設計やコンサル、実装、分析など多岐に渡ります。
そんな自分は2012年の上級ウェブ解析士になりましたが、資格維持・保持に今のところ強い魅力は感じておりませんが、(特に有料で)知人がWACAの業務に携わっているようなので、今後の期待も込めて今年度は資格維持をしたいと思っております。
なぜ、今までの(上級)ウェブ解析士に魅力を感じていないかというと、
①名刺にホルダーという事で最初の話のネタにはなるがそれ以上の効果はない。
②ウェブ解析士だから…という事で仕事につながったことがない。
(仕事は余りあるので必要ありませんが…)
③MLに流れてくる質問のレベルが低い。そして、そのやり取りがずっとメールで流れてくる。
④アップデート講座、フォローアップ講座の例の規模が小さくて普段の業務に活かしずらい。
⑤全体として私の実務に活かせる情報提供、企画がない。
ということかと思います。
上記を羅列するだけでは単純にディスっているだけなので、改善提案もさせて頂きます。
①名刺を交換したときに「(上級)ウェブ解析士なのですねー」と聞かれたときに資格の魅力をわかりやすく説明できるメリットを提供していれば話が弾むと思いますが、それが見当たらない。そもそもこの資格に○○さんもホルダーなのですが…といった業界有名人がいない。最近は顧問に業界の有名人がジョインしたみたいなので、ここは少し改善されたかと。
②ここは特に自分は必要としていないが、協会は個人でやっている人たちをフォローするようなハブとなるべき。 単純に企業と解析士をつなぐようなデータベースを構築すればよいのかと。勿論、企業には協会からPRし続ける前提です。
③MLはなくさなくてもよいので、質問のスタート以外はスレッドを作ってもらってそっちでやり取りしてもらう。 過去の質問はスレッドから調べられるようにする。
④これは数千万、億単位の金額のメディアを扱う案件の事例を使うべきかと。NDAに引っかかるのでなかなか発表できないケースもあると思いますが、企業にも発表に協力してもらえばできないこともないかと思います。
⑤これはウェブ解析士のメインツールはGAかAAなので、海外のイベントに参加するかその2社と組んで最新のアップデート情報を解析士に提供する。サンドボックスを扱えるようにする。
できれば毎年、WEB解析士グランプリ的なものを開催して参加企業は自社のサイトを無料で分析してもらうことを条件として、データを解析士に提供してもらう。
それで、協会にレポートに順位をつけてもらって、優秀な人間には賞金等のインセンティブを提供する。
…、といったことが改善されれば、資格維持をする人が増えると思います。少なくとも私はw。